【プレミアリーグ第5節】バーンリーVSアーセナル戦 試合結果

プレミアリーグ第5節、アーセナルのアウェイ戦。伝統的なイングランドサッカーを展開する、手ごわいバーンリーを相手に、前節何とかプレミア初勝利を遂げたアーセナルがどういう戦い方をしてきたのか。

アーセナルとしては落とせない試合。結果はどうだったのか、振り返っていこう。

先発

先発メンバーは以下のとおり。

GK:ラムズデール

DF:富安、ホワイト、ガブリエル、ティアニー

MF:ウーデゴール、トーマス、スミスロウ

FW:ペペ、オーバメヤン、サカ

ベンチ:レノ、セドリック、ホールディング、マリ、タヴァレス、ロコンガ、メイトランドナイルズ、マルティネッリ、ラカゼット

先発メンバーは、前回からロコンガ、メイトランドナイルズの代わりにトーマス、スミスロウ

ラムズデール、富安、ホワイトは引き続き先発起用。前回悪くなかったので、先発は納得。

3センターはおそらくアルテタがやりたかったことだと思われるし、今考えられるベストメンバーを揃えてきた形。

前半ハイライト

アウェイながら、ボールを保持し後ろからビルドアップしていくサッカーを展開するアーセナル。対して、バーンリーは耐えながら、いつも通りのロングボール・クロスボールでチャンスを作り出すサッカーを展開。

序盤こそボールを保持して優位に展開するものの、徐々にバーンリーもアーセナルのペースに慣れてからは自分たちのサッカーを展開する流れに。

相手ディフェンスはブロックをしっかり作っており、アーセナルとしてはなかなか楔が入れられずにもどかしい展開。

そんな中、前半30分に中盤左からウーデゴール⇒サカへの楔がうまく入り、オーバメヤンがサイドに流れて空いたセンターに切り込み、たまらず相手がファール。

そのフリーキックをウーデゴールが直接決めて先制点!!

予想以上にきれいなフリーキックだった。

その直後にファールからフリーキックでピンチを迎えるも、しっかり守り切り、38分にも危ないボールが裏に入ったが、富安がギリギリのところで寄せて事なきを得た。

44分に、左サイドのクロスから、ボックス右にいたペペがキープ。2人のディフェンスが寄せた間をうまくパスで抜いたところに、スミスロウのシュート。そこは惜しくもポスト上に外れて、前半終了。

前半としては、ディフェンス陣は相手のロングボールやクロスをほぼ跳ね返しており、集中したディフェンスを見せていた。

オフェンス陣は、ウーデゴール・スミスロウを中心にチャンスを展開。特に前半の終わりごろからスミスロウがうまくボールをもらって前に運び、そこからチャンスが作られるケースが多かった。

一方、オーバメヤン、サカにあまりキレを感じないのが気になった。

後半ハイライト

後半は交代なしでアーセナルキックオフでスタート。

後半はバーンリーがスタートから早いプレッシャーとフィジカルでボールを奪い、バーンリーペースで展開。

その中で、ラムズデールの精度の高いロングフィードから、チャンスを演出。右サイドでボールを受けたオーバメヤンから富安⇒サカと展開し、サカが中に持ち込んでオーバメヤン⇒スミスロウへパスをしてシュート。ただ、シュートが弱く、キーパー正面。

その後も後ろからの展開がうまくいかずに、相手に奪われてピンチとなるケースが多く、ペースを握れない時間が続く。

アーセナルは60分にスミスロウに変えてロコンガを出し、守備・ビルドアップの再構築を図り、徐々にペースを取り戻すように。

ただ、68分、ホワイトのキーパーへのバックパスが弱かったところを狙われてPKになるかと思われたが、VARによりNO PENALTYに(危なかった~)。そこからまた相手の流れに変わる。

74分、トーマスに代えてメイトランドナイルズの投入(ちょっと前に交代を要求していたため、何かアクシデントか。つったくらいならいいのだが、心配・・・)。

79分にティアニーに代えてタヴァレス。つってたしなぁ。

もう、最後の方はことごとくボールが引っかかったり取られたり、ミスしたりと、散々な展開。押し込まれて、危ないシーンが何度も。どっちが勝っているチームなんだか。。

最後まで押し込まれたが、何とか守り切って試合終了。

全体まとめ

結果としては、0-1で薄氷を踏むような勝利だった。ディフェンス陣(ラムズデール、富安、ガブリエル、グッジョブ)の奮闘により、欲しかった2勝目をクリーンシートで終えることができた。よく守った。

試合内容は、あと一つというところでパスミスやトラップミスが多く、ストレスの多い展開だった。特に後半は顕著にみられたと思う。このあたりがしっかりできないと上位陣には苦しい試合展開が待ち受けていると思われる。

それと、ホワイトの細かなミスと、オーバメヤンの消え具合が本当にまずい。ホワイトは足元に自信があるのは分かるが、危ない場面がいくつか見られ、どこかで致命的なミスをしそうな予感。。オーバメヤンはただただ機能していなかったという印象。良かった場面はほぼ見られず、いいと思った場面では最後のところでミスするなど、あそこですべてが止まってしまっていたように感じる。

次節は9/26(日)24:30からアーセナルホームでトットナムとのノースロンドンダービー。ディフェンスのところはよかったので、ビルドアップとオフェンス面を改善しないことには、かなり厳しいというのが今日の試合を見た印象だった。

アルテタには、オーバメヤン交代の決断とビルドアップの改善をお願いしたいところ。

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