【プレミアリーグ第8節】アーセナル対アストン・ヴィラ戦試合結果

プレミアリーグ第8節、ホームでのアストン・ヴィラ戦。前節ではラカゼットの同点弾で何とか追いつき、3連敗後無敗を続けており、この流れを継続したいところ。それでは、試合を振り返っていこう。

1.先発

先発メンバーは以下のとおり。

GK:ラムズデール

DF:富安、ホワイト、ガブリエル、タヴァレス

MF:サカ、トーマス、ロコンガ、スミスロウ

FW:オーバメヤン、ラカゼット

ベンチ:レノ、セドリック、ホールディング、コラシナツ、エルネニー、メイトランドナイルズ、マルティネッリ、ペペ

前節同点ゴールを決めて調子のよいラカゼットを先発に。ティアニーは前節の打撲の影響でベンチ外。代わりにタヴァレスの先発。タヴァレスは久々の先発なので、うまくかみ合うか不安なところはあるが、あの攻撃力を活かして攻撃を活性化してほしいところ。

前半ハイライト

前半はじめから悪くない入りで試合を進める。

早速、前半3分に右サイドのサカからのクロスにオーバメヤンのボレー。折り返す形となって、右サイドを走りこんだサカのシュートは大きく外れるも、早速のシュートで試合に入る。

前半8分に相手ボールを前線からラカゼットがプレスをかけてボールを奪い、オーバメヤンが持ち込んでシュートしゴール!!と思いきや、ラカゼットのファールを取られる。

前半14分にハーフライン手前から富安がドリブルで持ち込みクロスまでいけるかと思ったが、自滅。ちょっと富安に1対1を求めるのは酷か。。

前半16分にも、左サイドの展開から、センターのラカゼットに入れて、右サイドに流したところに富安。右への展開もあったが、ミドルシュート。大きく外れるも、前節と比べて積極的に上がっている印象。

前半19分には、右サイドでもらったFKから相手クリアのこぼれにトーマスがシュートするも、惜しくもポストに阻まれる。その後の相手カウンターには富安が冷静に対処。攻守でよい役割をこなしている。

前半22分に左コーナーキックからトーマスのヘディングでゴール!!トーマスの今季初ゴールで先制点。前半入りから流れがよかったため、よいタイミングでゴールを奪えた。

ラカゼットが楔に入りテンポよくボールを展開したり、守備も積極的に行う等調子がよく、ラカゼット中心に試合が進む。

前半30分に、左サイドをスミスロウがドリブルで持ち運び、タヴァレスにスルーパス。うまく裏を抜けてクロスを上げたところにフリーのサカ。キーパーと1対1だったが、エミマルに止められる。やるな、エミマル。。

その後、大きなチャンスはないものの、前線のディフェンス含めて全体的に集中しており、相手にチャンスを与えない。

前半44分にも、右コーナーキックからトーマスのヘディングも、惜しくも枠を捉えられず。

前半アディショナルタイムに、左サイドを攻めあがられ、ロコンガがファール(ここでイエローカード)。

前半アディショナルタイム2分に、相手ペナルティーでラカゼットが倒される。VARによりPKを獲得。

オーバメヤンがPKを蹴り、エミマルに止められたが、すかさず反応してゴール!!オーバは外しそう(エミールが止めそう)と思っていたが、やはり。。ただ、そこはしっかり決めきるところがオーバメヤン!

前半2-0で折り返し、相手にはほとんど仕事をさせずに終了。

後半ハイライト

前半からメンバー変更なく試合開始。後半開始早々は前半から打って変わってアストン・ヴィラペースで試合が展開。

早々に左サイドからチャンスを作られるが、ラムズデールのセーブ。

49分に、左CKのこぼれから

50分は相手のチャンス。左サイドの裏を取られ、センターに折り返してイングスがフリーでボールを受けシュートを打つが、ホワイトが何とかブロックして事なきを得る。

55分には、スミスロウが自陣で奪ってオーバとワンツー。左から持ち込んでシュートを打ち、相手にあたってゴール!!後半入りは相手ペースだったが、このタイミングでカウンターでの3点目は大きい。

58分に相手のチャンス。右サイドで追い詰めたが、左サイドに展開され中に持ち込まれてシュートを打たれるが、ホワイトが何とか間に合い跳ね返す。

その直後に相手左サイドからセンターに入り、ラムズデールと1対1になるが、ここもラムズデールの好セーブ。

ディフェンス陣は全体的に集中して対応できてる印象。

65分にはラカゼットが負傷(つったか?)により交代。ウーデゴールを投入する。ラカゼットは攻守にわたって素晴らしい活躍だった。

70分に、左サイドの突破からオーバのシュートもエミマルに止められる。結構いいコースのシュートだったけど、よく止めたなぁ。

72分に、サンビロコンガに代えて、メイトランドナイルズの投入。久々のメイトランドナイルズ。

81分にアーセナル右サイドから相手(ベイリー)が中に持ち込み、別選手がシュートを打ち、ゴールを決められる。これまで集中していたが、ここでの失点は少しもったいない。

アディショナルタイムにオーバメヤンに代えてマルティネッリの投入。もう少しマルティネッリは早く見たかった。

失点後は再び集中力を取り戻し、1失点で試合をクローズした。

全体まとめ

前半始めこそ相手にペースを握られたものの集中した守備によって、流れを取り戻す。

ラカゼットが前節の調子をこの試合にも持ち込み、オフェンス/ディフェンス両面で素晴らしい活躍をした。オフェンスでは楔・サイドへの展開と試合の流れを作り、PK奪取もした。ディフェンスでは、前線でのチェイシングと共に、戻っての守備も素晴らしかった。

また、左サイドのコンビ(スミスロウ・タヴァレス)がよい流れを作っていた印象。何度も崩す場面が見られ、ティアニーの不在を感じさせなかった。

一方で、ちょっと富安は初めの頃から比べると研究され始めたのか、ロストやパスがずれる場面が見られ、あまりいいシーンはなかった。ここからが正念場になると思われる。

間違いなく、ラカゼットはこの先も必要となると感じさせた試合であったため、この先もオーバ・ラカをうまく使ってほしい。

次節は、10/30(土)にアウェイでのレスター戦。3連敗後は苦しみながらも無敗が続いており、調子は悪くない。ここでレスターを叩いて上位争いに食い込みたい。

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