プレミアリーグ第６節、ホームでのノースロンドンダービー。直近のプレミアリーグでは２連勝と少しずつ調子を上げてきているアーセナルに対して、２連敗中のトットナム。
お互い譲れない試合。結果はどうだったのか、振り返っていこう。
先発
先発メンバーは以下のとおり。
ＧＫ：ラムズデール
ＤＦ：富安、ホワイト、ガブリエル、ティアニー
ＭＦ：トーマス、ジャカ、サカ、スミスロウ、ウーデゴール
ＦＷ：オーバメヤン
ベンチ：レノ、セドリック、ホールディング、タヴァレス、ロコンガ、メイトランドナイルズ、マルティネッリ、ペペ、ラカゼット
前回からはペペに代えてジャカを起用。ジャカ復帰に伴い、フォーメーションは再び4-2-3-1に戻った。
ペペを外してきたことは意外だったが、オーバメヤン以外は順当な先発メンバーだろう。なかなか調子が上がらず、今回は代えてくるかと思ったが、キャプテンということもあり、なかなか外せないのだろう。
前半ハイライト
前半から入りの良いスタートで、早速ペースを握る。サカが久しぶりに右サイドに入り、本来のポテンシャルを見せ始める。後ろからのビルドアップもこれまでの試合よりスムーズで、楔もうまく入る。
結果として、早い段階で先制点が入る。
右サイドに展開し、受けたサカが縦に抜けて中にクロス。入ってきたスミルロウがうまく合わせて先制点！采配がズバリ当たった得点だった。
16分にもトーマスの良いミドルシュートが枠をとらえるが、惜しくもロリスにセーブされる。トーマスのミドルが惜しかったの初めて見たかもしれない。
ディフェンスはこの２試合クリーンシートであったこともあり、強固な守備を形成し、トットナムに簡単にはやらせない。
21分には悪い取られ方からソンフンミンの突破を許すも、ラムズデールのナイスセーブ。
27分には追加点！ビルドアップでラムズデールから危険な楔が入るも、何とかジャカがキープそこから縦に入り、オーバがシンプルにスミルロウのサイドに流す。スミルロウが持ち運んでマイナスのクロスにオーバがうまく合わせて追加点。この時間でまさかの２点差。
更に33分に追加点。ケインのアーセナル陣ゴール前でのミスからアーセナルのカウンター。サカに渡ってから切り込んで取られたかと思ったところにボールが流れてきて、サカのうまいシュートで追加点。本当に想定外の展開。
相手の反撃で、38分にコーナーキックからケインのヘディングはゴールポスト左に逸れる。
前半はこのまま終了。相手には仕事をさせず、良いタイミングで複数得点が取れ、ほぼパーフェクトな形で前半を終える。文句なしの今シーズンベストの出来でしょう。
後半ハイライト
後半は選手交代なしでスタート。一方で、相手はペースを変えるために２枚替えで臨む。
後半開始から相手が押し込んでくる展開だったが、アーセナルはうまく対処しながら、カウンターを狙っていく展開。
後半8分に、アーセナルが右サイドからのクロスに逆サイドにいたオーバが折り返しに、ガブリエルが走り込んだところに後ろから押されるも、PKなし。相手がクリアに入ってたこともあり、妥当な判断だろう。
逆に、アーセナルもゴール前でのケインへの楔に対するベンホワイトのタックルも怪しかったが、PKは取られず。危なかった。。
後半15分にケインのミドルシュートがゴールを襲うも、ラムズデールのナイスセーブと富安のカバーによって難を逃れる。
17分にも、ロングフィードからケインが抜け出しキーパーと1対1となるが、ぎりぎりポスト左に逸れる。
その後も押し込まれる展開が続くも、集中した守備を見せ、トットナムも得点までには至らない。
が、後半33分に左サイドからのクロスでソンフンミンが得点。
更に交錯でジャカが怪我による交代（ロコンガIN）と、ダブルパンチ。その前のつった時にすぐ交代しておけば。。
メイトランドナイルズ・タヴァレスを投入し、最後の逃げ切りを図る。
アディショナルタイムにも危険な場面があったが、ラムズデールのナイスセーブ。
そのまま点差は動かず試合終了。
全体まとめ
3ー1で試合終了。素晴らしい勝利！！
最後の失点とジャカの怪我は痛いが、全体としては良い結果だった。今シーズンベストのパフォーマンスと言えるだろう。
後ろからのビルドアップがハマり、前線との連動が1番見られた試合。
サカ・スミスロウのコンビはやはり強い。この2人を中心にこれからも展開していってほしい。
トーマス、富安、ラムズデール（ビルドアップ）も攻守ともに相変わらず良かった。ここまで安定していると、もう富安は外せないレベルの選手になった気がする。
プレミアリーグ3連敗からの3連勝と良い流れが継続できてる。勝ち続けるというのはここまで強い流れを作るのか。
次節も継続し、勝利を積み重ねていき、自信を取り戻して欲しい。
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